2011年7月11日月曜日

ちょっとした話題2 大阪府立中之島図書館

大阪市役所の東隣に位置する府立図書館。

地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅、あるいは京阪淀屋橋、なにわ橋駅から徒歩数分。
梅田からも20分掛ければ歩いて行ける。
1904年に開館したそうで、建物は国の重要文化財に指定されているそうだ。
2階部分に相当する正面玄関は現在使用されておらず、玄関脇の通路から
1階部分の受付を通って入館する。


建物内部は明治の香りが残る、まさに”図書館”といったクラッシックな落ち着いた
雰囲気で、観光名所にいるような錯覚を覚える。
ただ、古い建物をそのまま使用しているため、各セクションの部屋が細切れ
手狭感があるのは歪めない。
大学の現代的な巨大図書館を見慣れた人からすれば驚きの狭さかもしれないが、
その分、他では味わえないノスタルジックな異次元空間を体験できる。

平日の閲覧コーナーはそれほど込み合っている訳でもなく、快適に使用できる。
空調が入っている自習室は概ね満席に近い状態のようだ。
隣のデジタル自習室も、基本は2時間単位の使用条件となっているが、待ちが
出るのはまれなようで、少なくとも半日程度は連続使用が可能。
自分のパソコンの持ち込みも可能で、図書館の無線LANに接続できる。

もちろん、館内は飲食禁止だが、1階に休憩コーナーが用意されており受験生
は終日利用することもできそうだ。

なお、通常の閲覧コーナーには、競馬新聞を広げているおじさんや、ただただ
昼寝を続けるサラリーマンなど、少々場違いな利用者も散見されることを付け
加えておく。

 図書館正面


図書館内部