2011年7月31日日曜日

営業の本質

1995年に出版された本。
私は1997年に読んでいる。
16年前に出版された本なので、さすがにそこで紹介されている具体的な企業事例などは
少々色褪せてはいるが、「営業」というビジネス現場で最もホットな話題を初めて体系的に
分析してみせてくれたという意味で、今でも十分通用する。

私自身「酒が飲めない営業はダメだ!」「営業は理屈じゃない!」「気合を入れて売れ!」
などなど、意味不明の上司の言葉に閉口した日々を思い出した。

各章毎に著者が違う、論文集の体裁をとっている。
特に1章「営業のジレンマ」9章「営業の戦略と組織」10章「ワークショップ型営業の
可能性」は一読に値する。