2011年5月8日日曜日

死神の精度

ストリー構成も伊坂節全開の文章も、私の中ではトップクラスの作品だ。
新刊を1回、文庫本を2回読んだ。伊坂氏の短編は相当にいい!
本作品は東野圭吾の「容疑者Xの献身」と最後まで直木賞を争った秀作!
ちなみに、直木賞の候補に挙がったが選考委員から「人の死を軽く扱っている」等の評価を受け落選したとの事。
人間としての感覚や感情がないのに、音楽好きで、その人物が死に値するかを一週間前に本人に合い、調査する。
これが死神の仕事。このユニークな設定のどこが選考委員諸氏の気に入らないのか?
「書けるものなら、書いてみろ!」と言いたい。金城武主演で映画化もされた。
死神の精度
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